はじめに
WEB学会掲載用の発表スライド作成までの手順を本資料にてご説明いたします。
今回は、WEB開催のために、口演はパワーポイントのナレーション機能を利用し発表内容の音声を録音の上、手順に従って発表データを作成いただきます。また、ポスターはパワーポイントのスライドをPDFに変換し発表データを作成いただきます。
《発表データに関するテクニカルなお問い合わせ》
群馬コングレスサポート e-mail:jtta2020●gc-support.jp
注意事項
■ 演題動画の登録マニュアルは後日HP上で配信します。
■動画およびポスター作成における注意点
- 発表者は発表の際に、当該研究に関わる利益相反 (COI)を開示すること。
- 発表の基となった研究は、当該研究が従うべき研究倫理規範を満たし実施されたものであること。
- コンテンツの内容に起因する一切の責任は発表者が負うものとする。
(ア) コンテンツは、未発表のものであること。
(イ) コンテンツが他者の個人情報を侵害してはならない。
(ウ) コンテンツが他者の著作権を侵害してはならない。
(エ) 人物の画像・映像を本人の了解なくして利用してはならない。
(オ) 発表が、他者の意匠、商標などの知的財産権を侵害しないこと。
(カ) 発表は誹謗中傷であってはならず、特定の個人・団体を攻撃するものであってはならない。 - コンテンツの内容や発表に関連して発表者と第三者の間で紛争が生じた場合、本会は一切の責任を負いません。
■アップロードデータ
1)動画
- 登録できるのは、動画データはMP4のみです。MOV、WMV、AVI、FLVしか作成できない場合はご連絡ください。
- 動画はPowerPointのスライドショーの記録でナレーションを入れ、エクスポートで動画にしたものを登録してください。
- シンポジウム、座談会などはZoomなどで動画を収録したものを登録してください。
- 登録できる容量制限はありませんが、ビデオ画像高さ720~1080ピクセルを目安とし、動画の容量は10分あたり500MBを超えない範囲で作成ください。
- 動画の使用は可能ですが、ハイパーリンクでの読み込みはできません。
- 動画使用をご希望の場合は、スライドに『挿入』する方法で埋め込んでください。
2)ポスター
- 登録できるのは、PDFのみです。
- 登録できる容量は1演題最大10MBまでとなります。
- PDFはPowerPointなどで作成したスライドをPDFに変換したものを登録してください。
■発表時間一覧
海外発表 | 発表時間目安 |
---|---|
学会長講演 | 15分 |
大会長講演 | 15分 |
教育講演 | 15分 |
シンポジウム | 60分 |
企業共催セミナー | (45分 あるいは 60分) |
分科会 | 60分 |
一般演題 | 8分 |
ポスター | 11枚(COIスライド含む) |
国内発表 | |
教育講演 | 50分 |
シンポジウム 各セッションで異なります | (10-15分) |
ワークショップ | 10分 |
企業共催セミナー | |
分科会 | 60分 |
一般演題(A演題) | 10分 |
一般演題(B演題) | 8分 |
ポスター | 11枚(COIスライド含む) |
■利益相反(COI)スライドについて
利益相反(COI)開示スライドは2枚目(タイトルスライドの後)に開示してください。
COIのスライドは下記よりダウンロードしてご使用ください。
なお、利益相反に関する指針については、以下の日本遠隔医療学会雑誌投稿規程に準拠いたします。
- 規 定された利益相反状態がない場合は,「利益相反なし」「No potential conflicts of interest were disclosed.」などの文言を同部分に記載する。
- なお所属機関内の正規手続きに基づく投稿では、所属機関名について利益相反に関する報告は不要である。
- 報告内容は役員・顧問等、株保有、特許使用料、講演料、原稿料、研究助成金、奨学寄付金、寄附講座所属、旅費・贈答品等の該当項目につき、関係先団体名である。
- COI 状態があることは問題ではない。
- COI 状態を適切に申告しないことが問題である。
- 投稿時のCOIの申告は本学会による審査を目的とせず、記録を目的とするものである。
■e-ポスター作成の手順(パワーポイント)
手順① 発表スライドの作成
スライドはパワーポイントなどを用いてスライドを作成してください。
以下のページ構成にて作成をお願いいたします。
1枚目・・・・演題名・ご氏名・ご所属・共著者等
2枚目・・・・利益相反(COI)について
3枚目以降・・発表内容
手順② PDFとして保存
発表スライドが完成したら【名前を付けて保存】を選択します。
その後、保存したいフォルダを選択してください。
ファイル名を決定します(ここではファイル名を「JTTA2020」とします)。
その下にプルダウンメニューで「PowerPoint プレゼンテーション」となっているのを確認します。
プルダウンメニューが開きますので【PDF】を選択します。
ファイルの種類が「PDF」になったことを確認したら、【保存】ボタンを押します。
その他のオプションを選択して、標準(オンライン発行および印刷)(A)が選択されていることを確認してください。
動画については以下の目次で解説いたします。
■ 演題動画作成の手順 (パワーポイント)
手順① 発表スライドの作成
手順② 発表データ作成のための機器の準備・録音
手順③ ムービーファイルとして保存
手順④ 確認・修正
追記:Zoomで総合討論などを録画する方法
手順① 発表スライドの作成
■ 発表スライドの作成について
通常の発表と同様に、スライドを作成してください。
■ スライド作成時の注意事項
- MicrosoftPowerPointを使用して、発表スライドを作成してください。
- PowerPointの推奨バージョンはWindows版PowerPoint2019です。
- PowerPointのスライドショーの記録でナレーションをいれてください。
- PowerPointのエクスポートで動画形式(MP4)で保存してください。
- 動画の使用は可能です。ハイパーリンクでの読み込みはできませんので、埋め込みにて作成してください。
- 以下のページ構成にて作成をお願いいたします。
1枚目・・・・演題名・ご氏名・ご所属・共著者等
2枚目・・・・利益相反(COI)について
3枚目以降・・発表内容
※ ビデオ画像高さ720~1080ピクセルを目安とし、動画の容量は10分あたり500MBを超えない範囲で作成ください。
※MicrosoftPowerPointでの作成を奨励していますが、最終的にMP4形式の動画であれば、別のソフトで作成してもかまいません。
手順② 発表データ作成のための機器の準備・録音
動画作成方法については、 仁愛女子短期大学 生活科学学科 澤崎敏文先生の解説動画がよくまとまっておりますのでご参照ください。
澤崎先生にはご許可をいただいております。
https://www.youtube.com/watch?v=UcNsPjsrFdk
■ 機器の準備
- PowerPointの記録機能を使用して、録音をいたします。お使いのPCにマイクが内蔵されていることをご確認ください。
- マイクが内蔵されていない場合は、外付けのマイクをご準備ください。
- 録音の際は、極力静かな場所で雑音が入らないようにお願いいたします。
■ 録音の開始
1)発表スライド(PowerPoint)を開き、メニュータブ[スライドショー]→[スライドショーの記録]→[先頭から記録]の順にクリックしてください。
2)画面左上部の[記録]をクリックすると録音が開始されます。
また、カメラの映像が表示されている場合はOFFにしてください。
記録中にスライドを進めていくと、 各ページごとに録音されます。
参考)ナレーションの削除方法
■ Windows版
スライドショーのタブから「スライドショーの記録」をクリックすると「現在のスライドから記録」「先頭から記録」「クリア」の3つが表示されますので、クリアを選択します。 そこで表示される「すべてのスライドのタイミングをクリア」と「すべてのスライドのナレーションをクリア」をそれぞれクリックすれば録画データを全て削除することができます。
■ MAC版
Mac版のナレーションの削除方法は、少し手間がかかります。録画した音声データが各スライドに保存されているからです。 スライドの右下にある音声インジケーターを削除すれば良いのですが、これを全部のスライドで行わなければいけません。
手順③ ムービーファイルとして保存(Windows)
■ 保存
- [ファイル] →[保存] を選び、PowerPoint プレゼンテーション形式 (.pptx) で最近の作業がすべて保存されていることを確認します。
- [ファイル]→[エクスポート]→[ビデオの作成] の順にクリックします。
- [ファイル名] ボックスに、ビデオのファイル名を入力し、[保存] をクリックします。
※[ファイルの種類] は[MPEG-4 ビデオ] を選びます。
※ファイル名の指定はございません。
- 画質は縦の解像度が720~1080
- 記憶されたタイミングとナレーションを利用するになっているのを確認する
手順③ ムービーファイルとして保存(Mac)
■ 保存
- [ファイル] →[保存] を選び、PowerPoint プレゼンテーション形式 (.pptx) で最近の作業がすべて保存されていることを確認します。
- [ファイル]→[エクスポート]→[ビデオの作成]を選び、 。
- [エクスポートの] ボックスに、ビデオのファイル名を入力し、[エクスポート] をクリックします。
※[ファイルの形式] は[MPE4] を選びます。
※ファイル名の指定はございません。
手順④ 確認・修正
■ 確認
- 録音後、スライドショーを開始すると、音声を確認することができます。
- スライドショー編集画面の右下に表示されるをクリックすることで確認もできます。
■ 修正
- 特定のページのみ修正する場合は、修正したいスライドページを表示した状態で、メニュータブ[スライドショー]→[スライドショーの記録]→[現在のスライドから記録]の順にクリックし修正録音を行ってください。
■ 保存
- 全ての作業が完了しましたら、[保存]をしてください。
※ファイル名の指定はございません。
追記:Zoomで総合討論などを録画する方法
参考サイト:以下のZoom公式動画を参照にしてください。 Zoomミーティングへの参加方法 https://www.youtube.com/embed/p2x9hh8Vo2k?rel=0&autoplay=1&cc_load_policy=1&cc_lang_pref=ja
画面共有(パワーポイントを画面に出す方法) https://www.youtube.com/embed/Y8lC6txDoEs?rel=0&autoplay=1&cc_load_policy=1&cc_lang_pref=ja
動画の記録方法 https://www.youtube.com/embed/rH3usc2lM6w?rel=0&autoplay=1&cc_load_policy=1&cc_lang_pref=ja
また、「Zoom」「録画」で検索すると多数のサイトで解説していますのでご参照ください。
謝辞
本マニュアルは第37回日本呼吸器外科学会学術集会よりご許可をいただいて発表データ作成・登録 マニュアルを参考に作成いたしました。